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【旧ソ連】のオルソマチックフイルムを買った話

フイルム

モノクロフイルムの長巻がさみしくなってきたので、
物色していたんです。

ええ、あちこち。。

コロナで巣ごもりしているすきに
いつもの FOMAPAN200 なんかは 品切れになってる。

eBayをボヤーっと見ていたら、
180m のフイルムがあったんです。

【180m/35mm Tasma Mikrat-Ortro Soviet B&W Negative Photographic Movie Film!】

何々、、英語だな

180m/35mm :35mmFilm 180m だと
一般的な長巻100ftが30.5m だから
180/30.5=5.9
100ft巻き 6本弱
・・400ft よりも長い

B&W Negative Photographic Movie Film!
白黒、ネガ、写真用映画フイルム

Tasma Mikrat-Ortro Soviet
ソビエトの Tasma 社 商品名 Mikrat-Ortro
Ortro はオルソマチックのことらしい

1990の文字が見えるので
1990年製造、または 1990年期限

30年以上前のフイルム

まあ、モノクロフイルムの期限は気にしないことにして。。

お値段は
US $107.99
送料
US $39.99
なんで .99 なんて端数をつけるのか意味不明。

約$150 X 140円 = 21,000円

100ftで36枚撮り 18 本くらい取れるらしいから
18X5.9=106.2本
21,000 ÷ 106.2 = 197.7円(36枚撮り)

もちろん期限切れだけど、格安なのは間違いないですね。

二日ほど迷って、ポチリました。

オルソマチックなんて初めてなので、色々調べたところ

現在販売されているモノクロフイルムは

大体パンクロマチックです。
**NEOPAN,FOMAPAN なんて商品名に入れているものも多い
普通に買えば、パンクロマチックですね。

対するオルソマチック
赤色に感度を持っていないらしいです。赤を撮ると黒になります。
押しなべて、感度が低いです。
ISO6 なんてのもあります。

歴史的に見て、オルソマチックを改良したものがパンクロマチック
ととらえていいかも
**ざっくりとした、いい加減なとらえ方でスミマセン

で、問題なのは
現在、映画用のオルソマチックは販売されていない。らしいです。
この[Tasma Mikrat-Ortro]どんだけ古いねん。

オルソマチックのタッチで映画を撮ろうとしたけど、この映画フイルムを
復元しようとすれば、あまりにも高額になるので断念した。
との記事も見つけました。

映像史の「黒い顔」-白黒フィルムの色彩の魔術 4 | 東京オルタナ写真部 Tokyo Alternative Photography
「白黒フィルムの色彩の魔術」シリーズ、4回目は、フィルムが写す「黒い顔」について。 ゴシックホラー映画『ライ

映画でなく「写真」を撮った場合、人の肌のしわが、黒~く、深~く、表されること。。
女性は撮れないわな。。

買ったはいいけど、現像なんかどうするの??

flickrにありました

Expired Tasma Mikrat Orto Film Minolta 7 - a photo on Flickriver
Flickriver - view images as a 'river of photos' and more...

iso32で撮って
ロジナール 1:100 で「静止現像」60分らしい。

色々試して
ISO25 で撮影
ロジナール 1:200 20℃ 90分 攪拌30分ごと(3回)でやっとこさッとこ こんな感じで撮れました。

いま、ISO50 で「増感」するとどうなるか試しているところです。
誰の顔を撮ろうか?
天敵の顔を撮ると、殺されそうな気がする。

いい結果が出るといいけど。

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